温室効果ガス削減が望めるプロジェクトを他国と共同で実施し、削減できた排出量を専門機関が排出権として認定し、自国の排出量削減実績に組み込める制度です。

このうち、先進国と途上国間で実施されるものをクリーン開発メカニズム（CDM）、先進国間で実施されるものを共同実施（JI）と呼びます。特にもともと排出枠を持たない途上国とのCDMは、プロジェクトによる削減効果のポテンシャルが高いことから、日本企業も積極的に取り組んでいます。

CDM案件は投資国、ホスト国、CDM理事会３者の承諾を経て実施が決定されます。